主人公にとって『フットルース』の彼はヒーローなのだ。
いやあ、『インビジブル』や『スリーパーズ』を観なくてよかったね(笑)
・・・と言うのが、映画を観終わって真っ先に心に浮かんだことでした。
なぜなのかは、まあ、映画みてちょーだい(笑)
↑この頃は金髪碧眼の素敵なお兄ちゃんだったのに
いつから金髪碧眼の変態に・・・
ストーリーはシンプルイズベスト。
そして映画の8割でバカをやる主人公たち。
『アイアンマン』のトニー・スターク以上のバカがたくさんいると思えばいいだろうか。
そこにベスト・ヒット・USAな音楽たちが、ストーリー展開に実にベスト・マッチに流れてくる。
観ているこちらはナツメロ状態で盛り上がるが、主人公は1984年に地球から誘拐されてしまったので、彼の中では現在進行形のヒットソング。
ママが作ってくれたベストテープの曲だから、ちょいお兄さん・お姉さんの曲ってのがまたいい。
あこがれの、カッコイイ音楽たち・・・。
ふと、『レスラー』でのセリフを思い出す。
「80年代は最高!」「でも、90年代はニルヴァーナの登場で台無し」
いや、ニルヴァーナ、聞いてたけどさ。それは魂が喜ぶ曲にはならなかったんだよね。
やっぱり、音楽はごキゲンでなきゃ!
そして、この映画はひたすらごキゲンな映画なんである。
しかしまあいやはやよく笑った!
最近のマーベル映画は外れがほとんどないが、『アベンジャーズ』以来の傑作だね。
二時間しっかり浮世の憂さを忘れました。
マーベルって、基本はあり得ないバカなヒーローがバカやりながら世界を救ってるんだけど、バカな中にときどきポロっと出るセリフがいいんだよね。
バカの度が激しい分、そのセリフが妙にくるのです。
たとえ、アライグマが言おうとも!
映画館で私の隣には20代と思しきカップルが。
映画が終わって、彼女の方はいまいちポカンとした表情で・・・・・・。
でもお嬢ちゃん。
「今年一番の映画だ!」と興奮して語った彼氏はぜったいにイイ奴だ。
ぜひとも大事にしてやってくれ!
↑SONYのウォークマンは宇宙でだって使えるのだ!
当時を想えば、いま6期連続の赤字で瀕死の状態になってるなんて誰が予想できただろう。