明けましておめでとうございます。
2013年は更新再開しつつも細々とした活動でした。
実際はUPした記事の倍以上は映画を観てましたし、下書きのみの残骸も多く残ってたりして・・・。
その一方で、観たかったのに見そこなった映画も数多く(『アイアン・フィスト』とか)。
2014年はしっかり見逃さずに観て、もう少しは更新しようと心も新たにしております(笑
実は、今年で40になります。人生折り返し地点です。
少しは真面目に考えねば(なにを?)
映画についてあれこれ書き始めたのは高校生の頃、媒体は同人誌でした。
就職したのちにはホームページを立ち上げ、一度中断して楽天ブログ、その後このBloggerに移ってきました。
かれこれ20年以上駄文を書いていますが、実はその期間にやっていないことがひとつあります。
「ランキング」「ベストテン」ってやつです。
私ごときが映画をランク付けするなんて・・・と長年思っておりました。
が。
最近になって『ベスト・オブ・映画欠席裁判』を読みまして、この中に「ベストテン選出とは自己表現であり政治である」というサブタイトルがあって、ここで町山智浩氏や柳下毅一郎氏が「好きな映画で人格を判断」「一種の思想の表明、政治的行為」と吠えてらっしゃるので、ちょっと考え方が変わったのです。
「ランキング」とは映画の良しあしを採点したものではなく、宣言なのだということであれば、これは私もするべきではなかろうかと。
ということで、2013年のベストテンを、もう年はあけちゃいましたが、軽く総括させていただきます。
ちなみに、ブログの記事にしてないものが多いのはご勘弁ください。
1位『パシフィック・リム』
正直、これ1本でランキング10位分占めてるような気もする。
結局4回観て、ブルーレイも予約して買った。ノベライズも買った(多分コミックも買う)。
『パシフィック・リム』以後で、自分の中で映画への対峙の仕方が原点に戻りつつある。
すなわち、「こんな映画が観たかった!」と「こんな映画観たことない!」。
映画とは、このうえなくゴージャスな見世物小屋だ!!!
2位『ゼロ・グラヴィティ』
2013年最後に観た映画が、堂々2位。IMAXで観れた私は幸せ者。
『パシフィック・リム』が「観たかった!」映画なら、これは「観たことない!」映画。
痛烈なまでに「生きていたい」という感情が自分の中に湧き上がるのを感じて、
涙した(死にそうなくらい怖かったせいだともいう)。
3位『ラスト・スタンド』
マーシャル・アーツも華麗なガン・ファイトも好き。
でも、やっぱりアクションの基本は、肉弾戦。
堂々と老いた姿をさらしつつ、人生経験混みの肉体でイケメン悪党を圧倒する
ラストの戦いは感動的。脇役たちも定番で好きだ。
4位『アイアンマン3』
装着音が最高だ!!
『ラスト・スタンド』と悩んだあげく、トニー・スタークがいつもより暗い分、4位。
5位『オブリビオン』
好きなものが好きな感じに描かれている、心温まる映画。
ノスタルジー満載(笑
6位『ビトレイヤー』
映画が好きというより、タムナスさん(ジェームズ・マカヴォイを私はこうよぶ)の
凶悪な顔が好き(笑)
7位『トランス』
だから、タムナスさんがわるーい目つきをしているのが好き(笑
もし『フィルス』も見ていたら、ランクインしただろう。。。
8位『ジャンゴ』
西部劇をタラちゃんが解釈するとこうなるんだなーって思うと、微笑ましい。
そして結構真面目に、奴隷制度について考えてしまったので。
9位『ゼロ・ダーク・サーティ』
脳裏にこびりついて離れない、悪夢映画。
そして働く女としての共感がプラス。
10位『テッド』
自分の姿を正面から観る喜びと苦痛の共存している映画。
それに、マーク・ウォルバークのアホ面がやっぱり好きだ。
あー・・・私って・・・
2014年も、「私好みの映画」をたくさん観れますように
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